レンタルチャット  
 2005年

◇宙組
「ホテル ステラマリス」

潰れかけたホテルを再建しよう!といった話。
…眠かった。
非常に眠かった。
いや面白くなかったわけじゃないが。
何でか知らんが遼河さんが凄く格好良かった。
寿さんも面白かった。
大和さんは…。
珍しく和央さんが花總さん以外の人と婚約してるのが見所。
まぁ最後には花總さんとくっつくのですがね。
そして時に正塚先生は、チャレンジャーな台詞を言わせるなぁと思った。

「レビュー伝説」
∩←こんな形のセットが印象的。
これを駆け下りて来る生徒さんにとてもハラハラした。
そして最後の方でむっちゃ急な坂のセットが登場するのだが、
それを駆け上がる生徒さんにもハラハラした。
いつぞやの星組さんのショーあったような。
そして銀橋で水さんと大和さんが歌うシーンもかなりハラハラした。
なんだかハラハラしっぱなし。
目が釘付けになったのは、貴柳さんのダンス。
もう本当に格好良いのだ。

◇花組(バウ)
「くらわんか」

喜劇…なんだけど。
一番笑ったのはポスターだった。
舞台はあまり笑いについて行けない自分が寂しかった。
城さまがとても美しかった。

◇星組(中日)
「王家に捧ぐ歌」〜オペラ「アイーダ」より〜

中日劇場まで観に行ってしまった。
会場や配役が変わると結構変わるもんだなぁと。
ラダメスとアイーダのバカップルっぷりが上がってた。
一番楽しみにしてたファラオブランコが無かった。
スゴツヨは陽月サン一人になったが、本当に凄くて強かった。
地下牢への入り口も小さくなってた。
一番変わってたのは檀サンの体型だったりするのは秘密。
色々ツッコミ所満載の作品だけど、
やっぱりこういう作品を名作って言うんだろうな。
大好きでした、王家に捧ぐ歌。

◇月組
「エリザベート」〜愛と死の輪舞〜

5組目のエリザベートとのことで既にビビってたのだが、
配役を聞いてもっとビックリした。
見所はやはり、瀬奈じゅん氏のエリザベートだろう。
男役がエリザベートだなんて、最初聞いた時はどうなるかと思った。
しかし実際幕が開けてみると、びっくりするぐらい美しかった。
凛々しくて格好良くて、たまに男声になって。
シシィだけでなく、月エリザはバラエティ豊富だった。
可愛い可愛いトート、シシィに食われるフランツ、宍戸錠ルキーニ、
歳をとらないツェップス、君が主役だマダム・ヴォルフ。
みんなみんな面白かった。
そしてあの大劇場初日は、一生忘れることの無い思い出深いものになった。

◇雪組(DC)
「睡れる月」

美。
これぞ美。
美しい世界。
今でも日本物の雪組健在だ。
一樹さんのエロ親父っぷりも素敵だったし、
悠さん、未来さんの熱さも格好良かった。
ただ、色んな意味で濃い舞台だった。

◇花組
「マラケシュ・紅の墓標」

果てしなく荻田作品。
荻田先生のお芝居が苦手な私としては、ちょっと辛かった。
ただ、楽曲が良かった。
楽曲が良くなければ、おそらくここまで通わなかっただろう。
あとは良いのか悪いのかは別にして、
春野サンの演技が毎日変わってたのが興味深かった。
しかし眠いことには変わりない。

「エンター・ザ・レビュー」
これぞレビューの基本。
これぞ花組。
これぞ樹里咲穂。
樹里サンを見ないで誰を見る。
…といった具合に、オイシイ場面に出まくりの樹里サン。
他にも春野サンの女装アリ、男役の群舞もアリで、オトク感アリアリ。
…彩吹サンはショーでも行方不明だったけれども。
歌手揃いだったので、聴き応えバッチリ。
しかしダラダラ続いてるだけで、あんま印象的な場面が無かったので、
沢山見た割にはあまり記憶が無い。

◇宙組(全ツ)
「ホテル・ステラマリス」

あれだけ眠い眠い言ってたが、結局全ツも見てしまった。
目玉は何と言っても支配人・大和サン。
かなり覚悟して見に行ったが、案外普通に見れた。
ただやはり、花總サンと恋人同士というのは、何とも言えない気持ちになる。

「レビュー伝説」
やっぱり花總さんは可愛かった。
やっぱり花總さんの足に釘付け。
そしてショーでも大和サンは光ってた。…色んな意味で。
ただ、大和サンがこうやって二番手をやっているのは、とても感慨深いものがある。
ちなみに今回、芝居・ショー共に、やたら客席下りが多かった。
2階&3階席さみしー!何も見えんっつーに。

◇星組
「長崎しぐれ坂」

なかなか物語が始まらない舞台その1。
誰だったかな、「檀に最高の花道を作ってやる」って言ったの。
これ、檀さんのサヨナラ舞台なのだが。
途中で出なくなるんだもんなあ。
男の友情の話だもんなあ。花道もなにも、出番無いっつぅの。
印象的なのが安蘭さんの台詞。
「年はとりたくねぇ!」
これを轟さんに向かい言ってるのが、なんとも。

「ソウル・オブ・シバ!!」
シバの神様の話。
「もう・・・踊れない!」と言ってる湖月さんが印象的。
大好きだったのは湖月サンと檀サンのデュエットダンス。
コートをかけて貰い、大階段を上っていくダイス。
悲しみに堪えながら、一人踊るレイク。
本当に良いシーンで、何て言葉で表せば良いか分からなくて困るのだが。
宝塚って実力だけの世界じゃないんだなって。(褒めてます)

◇月組(梅芸)
「Ernest in Love」

海外のお洒落なコメディ。
お洒落かどうかは分からんが、普通に面白かった。
みんなホント役によく合ってて、楽しかった。
こういう楽しい作品、大好きだ。
瀬奈さん、彩乃さん、おめでとう。

◇雪組
「霧のミラノ」

登場人物のキャラ設定は最高なのに。
脚本があれじゃ話にならんのだなあと。
まあ、ツッコミ甲斐があって楽しかったですが。

「ワンダーランド」
ワンダーランド、石田ワールド。
石田作品はハマると抜け出せないが、ハマらないと相当辛い。
しかもハマる時は滅多に無い。
過去と同じでワンパターンなシーンは色々あったけど。
場面ごとに見ると面白かった。
どうしようもないオチや、救いようのない歌詞にはうんざりだが。
ま、楽しけりゃいいでしょう。

◇月組(バウ)
「BourbonStreet Blues」

あの頃の正塚先生に戻ったかなぁ・・・そんな感じ。
月船サン、良かったなあ。あーいう役も出来るのね。
そしてやはり嘉月サン。
もう格好良すぎなのである。
ああかっこいい。ああ素敵。
若手君達が頑張る中、上手く舞台を締めてくれた。
うん、素敵♪

◇宙組
「炎にくちづけを」

タイトルの「炎」って、火葬の炎だったのね。
そう思えば怖いタイトルである。
これが芸術作品なら、私は芸術を一生分からない、
むしろ分かりたくないわ、と思った。
もう途中で帰ろうとすら思った。
しかし牢獄での和央さんを観て、
「ま、いっか」と思ってしまった。
ほんと、あの美しさは絶品だったなぁ・・・。

「ネオ・ヴォヤージュ」
和央さんが歩くたびにズサズサ足が鳴ってた。
それしか記憶にない。

◇花組(日生)
「Ernest in Love」

月組ver.を見てしまってたから、そのイメージが拭えなかった。
しかもそれぞれがハマり役だったから、どうしようもない。
続演物だから仕方ないことか。
だから良かったかどうかは分からない。
ただ、続演物の楽しみ方というのもある。
それぞれ違った味があって、とても美味だったし面白かった。
遠野さんの「私を怒らせたわねー!」を聞けただけで、
観に行った甲斐があったなぁと思った。
地元でないのにあんだけ観るなんてことは、もう一生無いだろうな。

◇花組
春野寿美礼inコンサート「I got Music」

当初2回の予定が、5回(大阪公演全部)になってしまった曰く付きの作品。
凄く面白かったからなんですがね。
可愛い可愛いオサダ君も観れるし、春野さんの歌もじっくり聴けるし。
千秋楽の春野サンの涙を、歌声を、私は忘れないだろう。
そして瀬奈さんが見に来られた時も、忘れられない日となった。

◇星組(DC)
「龍星」−闇を裂き天翔けよ。朕は、皇帝なり−

舞台の熱気が凄かった。
隅から隅まで熱い。
ベテラン勢は勿論、若手君達も。
そして勿論、主役・安蘭さんも。
熱くて熱くて、背中や目や体中から炎が見えるぐらいで。
熱演でした。

◇月組
「JAZZYな妖精たち」

なかなか物語が始まらない舞台その2。
アイリッシュダンス、ダンディズムと続いてやっと物語が始まったと思えば。
あの伝説の再来だった。
覚えておいででしょうか、あの伝説を。
あの忘れがたい伝説を。
さあ、皆さんご一緒に。せーのっ
「すげぇや!!」

「REVUE OF DREAMS」
イケてるのかイケてないのか、分からん。
トップになっても、相変わらず魅惑の王子な瀬奈さんは素敵だ。

◇雪組(全ツ)
「銀の狼」

あのシルバが復活する。
それだけでワクワクするのに、幕開くともう!
冷酷に人を殺していく朝海さんが麗しく。
舞風サンも華麗なミレイユさんで。
水サンなんて、包容力あって素敵なセクシーレイで。
ずっと観たかった作品なので極甘。
ただ一つ言うとすれば、芝居で客席下りが多かったことだ。
特に最後、シルバとミレイユが旅立つ前、歌いながら歩くシーン。
あんな大事なクライマックスのシーンを客席下りにするなんて。
何も見えんくて、悔しかった。

「ワンダーランド」
色んな役代わりがあって、また楽しかった。
かなめ君の歌が凄かったのが一つの収穫か。

◇雪組(バウ)
「DAYTIME HUSTLER」

はらりと垂れた前髪
薔薇の花束
拳銃
ミステリアスで、どこか危なげなポスター。
・・・期待、させすぎで。
あまりにもポスターが凄かったので、どうなることかと期待いっぱいだったけど。
実際の舞台は気軽に見れる、笑いアリ涙アリ?の話だった。
ま、面白かったからええねんけどな。

◇花組
「落陽のパレルモ」

綺麗。華麗。麗しい。素敵。格好良い。美しい。
なんて言葉ばかり出てくるわけですが。
話の途中まで、は。
ここまで徹底して美しいんだ、
この際、御都合主義な話でも許してあげるべき・・・か?

「ASIAN WINDS!」
あのショーの続演。
なにせサンライズも好きだったので、今回も好きでした。
エイサーはモチロンだけど、一番は中国のシーン。
あんま回数観てないのに、これはハマった。
日程的に忙しくてあまり見に行けなかったのが残念。

◇花の道より400回スペシャル
「花の道 夢の道 永久の道」

1部は公平先生の指揮によるオーケストラ。
2部はOGの方を招いての歌。
3部は現役生によるショーと大合唱。
まぁこの手のイベントは見慣れてるから、大して期待はしてなかったのだけど。
2部のOGコーナーの、一路さんの「星から降る金」。
この歌にチケット代払えます。
CDでしか聴いたこと無い曲だったから、まさか生で聴けるとは。
生で聴けて本当によかった。感動しました。