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 彩輝直サン

くまちゃんのような笑顔。
ほわほわしてて、ふわふわしてて。
見る人を和ませてくれる笑顔。
可愛い可愛いサエチャン。

しかし笑い方を一歩変えると、そこは妖気の世界。
ニコニコ笑顔から、ニヤリと不敵な笑みで。
妖しさと色気が溢れ出て、見る人を誘惑させる。
これが彩輝サンの最大の魅力でかつ、最大の武器である。

初めて彩輝サンを見た時、なんて綺麗な人なんだと思った。
そして初めて歌を聴いた時、なんてヒドイ歌なんだと思った(失礼)
でもそこがまた、愛らしくてたまらなかった。

彩輝サンで思い出に残ってる作品。
それは「誠の群像」。
当時稔サンが好きで見た作品。
しかし見終わった後には、稔サンではなく別の人が強く心に残った。
そう、それが彩輝サンだった。
彩輝サンが演じた加納惣三郎とは、少年美剣士の役。
…ホモなのだ。
しかし信じられない程美しく色っぽく、そして女豹と化して。
もう惚れに惚れてしまった。
これが彩輝サンのファンになったきっかけ。(…なんか違う)

可愛い役とか、妖しい役がよく似合った。
そして彩輝サンの演じる男役は、包容力が溢れていた。
オスカルが似合うと予想されたが、実際はアンドレの方がお似合いだった。
チャムガなんてびっくりするぐらい良かった。
おそらく彩輝チャムガを生で見なかったコトは、今後一生後悔すると思う。
それほど大好きな役だったし、とても似合ってた。

退団公演は大作「エリザベート」。
一度新公で演じたことがあるからと言っても、大丈夫なのかと心配した。
だって、歌が…。
しかし初日を見た時、ビックリした。
彩輝トートは、丁寧に丁寧に歌ってたのだ。
…まさか、こんなに歌えるようになるとは思わなかった。
妖しく冷酷で美しく、そして包容力の溢れるトート。
彩輝サンの男役人生の集大成だった。

ふわふわ笑って、ニヤリと笑って。
見る人をドキドキさせ、和ませ幸せにしてくれたサエチャン。
これからも笑顔で、幸せでいてくれたら。
それだけは私達は幸せです。

サエチャンの人生に、幸あれ。