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 宝塚舞台の原作モノ

宝塚で上演された原作モノを読んだり見てみたりしました。
その一口感想をば。

◇「長恨歌」白居易
(星組「花舞う長安」−玄宗と楊貴妃−)
古典授業でやったモノ。
私の大の苦手の漢文でした。
でも、なかなか面白いお話で。
「楊貴妃伝」とは違うのかな?分からないけど。
で、授業で感想を言って下さいと言われたので、
「二人の誓いの比翼の鳥になりたいとか、私もそんな誓いを交わしたい」
って言ったら、先生や生徒に爆笑されたのを覚えてる。(…)

◇「カルメン」著:プロスペル・メリメ
(宙組「激情」〜ホセとカルメン〜
 宙組「FREEDOM」―ミスター・カルメン― 他)
短くて読みやすい作品。
「激情」では語りきれなかった細かい部分も分かります。
でも内容はほとんど舞台と一緒…かな。
ただ読んでる最中、頭の中でパーマ頭な姿月さんの姿がシンクロ。
やっぱりカルメンかっこいいです。惚れます。

◇「大尉の娘」著:プーシキン
(月組「黒い瞳」)
ほとんど舞台と一緒だから、舞台見た後だととても読みやすい。
読んでる途中でそのシーンを頭に思い浮かべたり。
やっぱりプガチョフは原作でも格好良かった!
昔感想文を書いた時、プガチョフの事だけ語って終わった事を思い出した。

◇「ベルサイユのばら」著:池田理代子
(色々な組で再演しまくり)
言わずと知れた漫画。
もう最高に面白い。むちゃくちゃハマる。
オスカルもアンドレもアントワネットも最高。
私は原作のアンドレに惚れ込んでしまった。
…それなのに。
どうして宝塚の脚本は、あーなってしまうのか。
もはやもうツッコミを入れてはいけないのか。

◇「嵐が丘」著:エミリー・ブロンテ
(雪・宙組「嵐が丘」)
かなり分厚い。読むのに勇気がいる。
けど、読み始めたら次が気になってハマってしまう。
舞台とのストーリーとはそう変わりは無いけど、
やっぱり細かい心理描写や台詞などを知るには原作。
激しい愛、魂からの愛、といった話だろうか。
なんせヒースクリフの台詞が迫力満点で凄い。

◇「雨月物語」著:上田秋成
(雪組「浅茅が宿」)
昔、授業でやったので。
それが、むっちゃくちゃ泣ける!!
もう現代訳してたら一人ぽろぽろ涙がこぼれました。
ほんま切ねー!!

◇「WEST SIDE STORY」映画版
(月組・星組「WEST SIDE STORY」)
言わずと知れた名作。
もうね、ベルナルド役のジョージ・チャキリスがやばいですね。
むちゃくちゃ格好良い。心底惚れました。
ダンスが凄いんだー!足!足!むっちゃファンですよもう。
最後は勿論泣きましたが。

◇「アイーダ」オペラ版
(星組「王家に捧ぐ歌」)
昔、音楽の授業で鑑賞しました。
台詞、何言ってるか分からなかったけど。
何と言っても凄い迫力。
オペラ歌手の歌声は本当に凄い。
もう声の質が違う。
ただ。
宝塚の様な美しさを求めてはいけない。