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 エリザベート〜愛と死の輪舞〜(1)

初めてのエリザベート観劇がこの組。
かなり思い出深いです。ので、カナリ激しく甘々です。褒めまくり。

ので、激甘が苦手な方は読まない方が良いです。

◇トート@姿月あさとサン
トート閣下とは、黄泉の帝王の事。
でもこの姿月トートは、黄泉の怪人。

最初に登場したときは、「可愛い♪」なんて思っていたけど。(私だけ?)
次の瞬間からその言葉は抹殺された。

もう怖い怖い。
恐ろしいぐらいに凶暴なトート閣下。
思わずシシィの腕がちぎれるんじゃないかと心配してしまったぐらい。

だからその分、迫力がカナリあった。
凄い。本当に凄い。
感情むき出し。怒鳴りまくり。
歌、物凄い迫力で。
客席が潰れるんじゃないかと思った。
シシィが潰れるんじゃないかと思った。
…実際潰れたのはトートのノドだったらしい。(実際ノド潰れたのを見てないが)

姿月トートで好きなシーンと言えば。
「最後のダンス」
あの迫力は本当に凄かった…。
しかも、歌が恐ろしいぐらい上手い。
…こんなに上手い人が宝塚にいてもいいのか?(失礼
見てる時は呼吸が出来ないぐらい。
見終わった時は、思わずため息が出てしまうぐらい。
それほど凄い凄い迫力だった。
シシィはこの場で死んでしまうのではないかと思うぐらいに。
「ミルク」
凄い!もうこのシーン最高だわ!!
この迫力に負けて、市民達は洗脳されてしまう。
姿月トートだからこそ出せるこの迫力。
歌も上手いし、申し分がない。
もう一度このシーンが見たいが為に、DVD買ってしまったぐらい。(まぁ母親が買ったんだが)
「昇天」
やっと、ついに、シシィを自分のモノに出来た。
半ば強制的。
さぞかし嬉しかっただろう。
……ええええ!?!?
ええええ?うそん!?!?!?
あの凶暴トートが。
あの強引なトートが。
泣いているのだ。
まさか、まさか泣くとは思わなかった…。
もうこの時点でこのトート閣下にベタ惚れ。
やっぱり可愛いトートだったのかな。

そう。
私はこのトートが大好きです。
とっても怖いし、凶暴だし、強引だし。
だけど可愛い所も持っている。
姿月サン、お疲れ様でした。


◇エリザベート@花總まりサン
2度目のシシィ。
…といっても、私にとっては初めて見るのだけど。
最初に印象。
綺麗だねー。顔小さいよホント。
姿月トートに潰されるんとちゃうか?なんて思ったけど。
自分の意志を決してねじ曲げないシシィ。
自分勝手なシシィ。
逃げ足の早いシシィ。(銀橋渡りの時とかめちゃ早)
素敵すぎますエリザベート。

「私だけに」
うっわー号泣してはるよ!
泣きすぎでしょ!ってぐらいに、号泣。
つられて私も号泣。
歌唱力は…。でも、本当に凄いです。
こんなに泣いててちゃんと歌えるなんて、凄いです。
さすがです、花總サン。

「鏡の間」
登場の瞬間、思わず鳥肌。
凄い綺麗なのよ…ほんと。
やっぱり顔小さいよ!!
これは貫禄というのでしょうか。

やっぱり花總サンは凄いですね。
んでもって初演の方のもビデオで見ました。
どっちが好きかは、好みの問題ですね。


◇フランツ・ヨーゼフ@和央ようかサン
正直に言わせて頂きます。
わたくし、このフランツに惚れ込みました。

なんでって。
マザコンすぎて超可愛い。
シシィからの捨てられっぷりが超哀れ。
年老いてもシシィに見向きもしてくれない超悲しい。
もう見ていて同情せざる得ないのだ。

今も昔も、シシィとの扉越しのシーンが大好きだ。
なんでって。
あの和央フランツの切ない顔。
切ない歌声。切ない帰り方。
そして花總シシィからの捨てられっぷり。
もう最高だ。

で、この時の歌声がとてもに好きだった。
と同時に、この当時の和央サンの歌声がとても好きだった。
和央サン特有の声の震え。(これはビブラートなのだろうか)
それが妙にフランツの気持ちにマッチしていて。
いやー泣けますなぁ。
しかも思いっきり捨てられてるし。
愛するシシィか、愛しのママン(ゾフィ)か。
さぁどうする。どっちにしよう。
二枚目もこれには死ぬほど悩んだでしょう。

そして、「夜のボート」もかなり好きでした。
まあこのシーンは全組通して大好きなシーンなのですが。
老け過ぎだろってぐらいに老けた二枚目。
お願いだ、シシィ。最期は二人で居たいのだ。
けどその願いも通じず、二人は別々のゴールへ歩むのです。
そこで泣かせる歌を聴かせてくれるのだ…。
何だかんだ言って一番可哀相なのはフランツ。
私の大好きな役を、大切に演じてくれた和央サン。
うーん…私はやっぱこの人のファンなのかな…。


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